自分の未知の業種であっても、クライアントとして迎えたならば、その業務を深く知る必要がある。
ここだけの話、ファイナンシャルプランナーのサイト制作の話を聞いた時、
「はいはい。ファイナンシャルプランナーさんですね。うん。あれ、どんなことしてるんだろ。」
と思いはしたが、一切顔には出さなかった。(と思う)
そこから、猛烈にネットで調べ、依頼者を取材し、商談の場にまで付いて行かせてもらった。
その結果今では、知り合いの住宅会社系の人に軽く知人FPについてプレゼンできるほどになった。
いろんな業種の舞台裏まで知ることができるのは、この仕事の面白味だと思う。
住宅会社とWEB屋の共通点
サイトの改善や企画の打ち合わせをするときに、オーナーや担当者の熱い思いの集中砲火を受ける。
その過程で、「あ、これって言いたいことはウチと同じな気がする。」と思うことがしばしばある。
特に住宅を建てる・リフォームする会社は受注スタイルから、お客さんの想いまでWEB屋とリンクする内容が多い。
クライアント(お客さん)は
- 家を建てたいんだけど、いくらぐらいかかるのか
- この予算でどのくらいのことができるのか
- 自分の想いをしっかり形にして欲しい
と思い、
受注側は
- 希望コストでできる最良の提案をしよう
- ただ作るのではなく、生活スタイルや将来像を知ってそれを見越した提案をしよう
と思う。(と思う。)
なので、住宅会社のWEBサイト内での企画や改修の話をするときは、
自然と自社のこととオーバーラップしながら話していることが多い。
当事者意識を持てるかどうか
WEB屋でも住宅会社でも大事なのは、担当者の当事者意識だと思う。
その依頼をまるで自分が建てる物件かのように思えるかどうか。
相手がそう思ってくれているかどうかは、話してみれば大体わかる。
わかると言ってもあくまで勘なので、結局は直感で決めると言うことになるかも知れないが。
ビビビと直感で選ばれる人になりたいものです。