楽天メソッドは悪か
楽天メソッドと呼ばれる見せ方がありますね。
そのページを見ている人のその時の心境により見え方が異なる
「アレ好きじゃない」という人結構多いです。「だって読まないし」
「むしろ買う気なくなったわー。」という方は、結構な確率で元々買う気ないことが多いです。(全員とは言いませんが)
そのページを見る時の心境が状況により異なるはずです。
「座椅子が欲しい!座椅子買うんだ!」ともう心の中で決めて探している時は、出来るだけその商品の情報がたくさんある方が安心ですよね。
私が楽天メソッドでモノを買った理由
私も少し前に、リクライニングができておしゃれな座椅子を買うんだ!と心に決めたとき、まんまと楽天メソッドの餌食になりました。楽天メソッド否定派だったのにです。
その時、素直に認めました。「ありっちゃーありだな。」と。
要は、「買いたいな」と決めている段階ではユーザーは『買うための理由』を探しているんです。
背中を押して欲しいんです。そんな時は楽天メソッドは効果的です。
「わかったわかった!もうわかったから!」って言うぐらい背中を押してくれます。
そういう「押し」を求めている心境の人に効果は高いんです。
私は、
「5,000円くらいで座椅子を買おうかな」
と決めて検索をしました。
その時は、むしろ楽天メソッドの溢れるほどの情報が頼もしく感じました。
「楽天メソッド」のデザインやしつこさが嫌いなのは分かります。でもそう感じている時って、冷静な時が多いのかも知れません。
通常そんなに購買意欲が高まっている状態にはなりませんし、高まったとしても全員があのページで落ちるとは思いません。
ただ、それで落ちて買ってしまう人たちが多いのであのデザインはなくならないんです。
それどころかランディングページというオシャンティーな名前にすり替わって、あの見せ方は増えてる傾向にあります。
好みではなく結果で判断する
嫌がらずに理解してみましょう。
自分が嫌いな手法を好む客層も存在すると言うことです。
元から買う気がない人には通用しない。
楽天メソッドが苦手な方、あなたが楽天メソッドを見ることがある時は、参考にしようと色んなサイトをみている時ではありませんか?その時は購買者の心理とは全く異なります。むしろ「こんなの俺は嫌だね!」「オレはもっと洗練したオシャンティーなやつを作るんだ!」と否定したくなる気持ちが出る可能性だってあります。
そういう気持ちでページを見たら、認めるべき部分にも気づくことができません。
ネットショップでグルメ商品を買ったことがない人は、グルメ系の楽天メソッドを見ても多分好きになれません。
でもネットショップでグルメ商品を買うのが好きな人は、「今日は何を買おうかな」という心境なので、そっけないページや、ページデザインはカッコいいけども情報が少ないページよりも、楽天メソッドの方がググッと来る人も多いのではないでしょうか。
一度やってみる
あれだけの内容を書くには、それだけ商品のことを理解しないといけません。
もっとその商品についての売りを掘り出しているうちに、商品に対して一層愛着がわく可能性もあります。売りを全部見せれば良い、という極端な方法論ではありません。
ただ熱意は伝わります。その暑苦しさが嫌われる原因でもあるんですが(笑)
ということで、一度もこのパターンを作ったことがなく否定している方は、一度自分の商品サービスを楽天メソッドで作って見てはいかがでしょうか。クライアントの商材次第では有効な選択肢になるかも知れません。