クラッシュアンドビルド


clash

先日移動中の道すがら、解体中のビルを見かけてふとそんなことを考えました。

私の考えるリニューアルは「再利用」の意味ではなくて、「再生」とか「再構築」に近いなぁ。と。

とても表現が悪いですが、全然思うように効果がなかったホームページです。

それを再利用したとして、劇的に変化はない可能性の方が高い。

検索順位が上がることは大事ですが、本意ではなかったり、しっかり表現できていない作りや内容が先に出てしまうというのはあまりお奨めしないのです。

イマイチだったページは2回目は開こうとすらしない

これは私だけかも知れません。ただ直近の人たちには同意をもらえてます。

何かを検索して、一回開いてみたページが「なんじゃこのページ」とか「う~ん、イマイチやね。」という印象だった場合、またしばらくたってそのキーワードでヒットしても「あ、ここはダメなとこだったな。」と何となく覚えてるんですよね。
リンクの色も一回訪問してると、紫っぽくなってるわけで、余計に記憶を刺激する。

もちろん「これなんだったっけ?」と思って再度クリックしてもらえるかもしれません。

ただ、その時にリニューアルしてるとは限りませんよね。そうなると2回目も「あ~~、ここかぁ。はい閉じます。」閉じるまでの時間は1~2秒だと思います。画面を見て直感的に思い出すんですよね。ダメだったと。
2回も期待を裏切ると、マイナスの印象で残ることは少なくないはずです。

それが信念の元なら構わないと思うのです。

そう、問題はそういう印象を与えたときに、自分(運営側)がどう思うかです。

「あ~、そういう風に思われちゃったか。。伝わんなかったなぁ。」と思うのか、

「てやんでぇバーロー。ウチはこのスタイルでやってんだよ嫌なら他所行きなこのスットコドッコイが!(←言いすぎ)」と思うのか。

後者なら全然良いと思うんですよ。媚びて注文をもらってもいい仕事はできないし単価も上がらない。だったら個性を出して、そこに同調してくれる方に全霊を尽くす、というスタンスは私は好感度あります。

でももし前者なら、もったいない以外の何物でもない。

ホームページの力を甘く見てはいけません。あなたのサービスの魅力を余すところなく伝えることはきっとできるはずです。

10年前なら伝わらなかったかもしれません。世間のネット情報に対する認識が多少懐疑的だったから。
今は逆転しています。テレビとかニュースの情報操作に懐疑的になった人がネットで本当の意見を知ろうとしています。

PCやスマホの画面の向こうにある情報に対しての心の壁は確実に薄くなってきています。

あなたのお店のホームページはあなたの個性が出せていますか?
そのサービスの良さを心底伝えられているでしょうか?

リニューアルを行う時、修正すべきポイントを整理してください

・想いや文章はしっかり入ってるんだけど、デザインがハマっていなくて伝わらない気がする

これはグラフィックデザイナーに相談すべきことですね。しっかりページを読み込んでもらって想いが伝わるグラフィックにしてもらってください。

・元々の内容は同業を参考にして作ったし、ある程度業者さんにお任せした

良くある話です。ホームページを作ったことがない時は誰かを真似するとそれなりの形にすぐできますので。ただ、この場合は、リニューアル時にこの情報は全部捨ててください。

「リニューアルの内容は元のホームページに載ってるのを見てもらうといいから。」

これが一番ダメな打ち合わせです。だって元のサイト自体に大した思い入れも個性もないのですから。

リニューアルを考えたということは、もうある程度サービスの方向性や強み、メインユーザーや取れていないユーザーも分かっているはずです。そこに目をそらさず、しっかりと考え込んでください。業者も巻き込んでアイデアを出させましょう。

もし、今のサイト自体にシックリいっていないのなら、一旦情報を全部捨てて再構築してください。クラッシュアンドビルドです。

HTMLのデータが消えたとしても、これまでの経営の過程で培った経験値やフワッとしたデータはあなたの頭に残っています。

「オレは頭悪いから良く分からないんだよな!」という経営者さんが、実はお客さんがどういう顔をしているか、どうしたら喜んでくれたのか。という人間の感情的な行動は見逃していなかったりするんですよね。
それをデータ化していないだけで、しっかり脳内にあるはずなので、それをデータ化が得意な業者に話す。適材適所で分担して創りあげていく。

それを書き出して、改めて作り直したほうがよっぽど魅力的なリニューアルができると思います。

 

これから先は、ガチンコで内容勝負のページが勝ち残る時代になって行くと思いますし、そうであって欲しいと思います。

私もサイト制作者ですが、検索エンジンのユーザーです。

大したことがない、言いたいこともない、個性もないサイトばかりが、SEOテクニックだけで上位に上がるのだとしたら、もう検索エンジンに意味はありません。情報弱者を振り回すだけの道具になってしまいそうです。

 

今回Googleが検索エンジンのアルゴリズムをアップデートしようとしていますが、一瞥する限りでは、今回の記事的にいうと「良い流れ」になる改変になりそうだと感じています。

お金で買うリンクは例えyahooなどの大手企業からの購入であろうが無効化されるかも知れないなど。内容重視で考える癖を付けておきたいところです。

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この記事の執筆者

杉本 鉄平

1978年生 プロモートウェブ代表 2007年に7年務めた飛込営業⇒第一子が産まれた日に係長の座を捨て、WEBの世界へフルチンで飛込む。WEBスクールで死ぬ気で勉強していたらなぜかそのまま講師として採用される。その後WEB講師とフリーランスのダブルワークを続け2012年独立する。現在フルチン⇒はっぱ一枚⇒お盆のふたで隠せているくらいのところ←イマココ